ISBN:4072462802 単行本 織田 隼人 主婦の友社 2005/03 ¥1,260

どうも、マゾ番長fragolaです。

いきなり結論から言ってしまいましたが・・・。

あんまり好きじゃないです、メール。

仕事の連絡取るのには大変便利な存在だと思います。
もちろん、友達とも。

ただ、恋愛の手段として使うのは、間違っている、と思う。

メル友、なんてよく言いますけどね。

以前、メールを返さないことが当たり前の男を好きになって、その人にとってはなんてことないのに、メールがこないことにひどく落ち込み、他愛もないメールに一喜一憂していたことがあった。

そこで、気が付いた。
メールが来ないから、たまにメールがきたら嬉しくて、結局その人との嬉しいことは、メールがくることと決まってしまい、人と人のコミュニケーションが、間接的で更に恋愛とは程遠いものになっていたことに。

メールなんて、顔も声もわからない。
だから、相手が嘘ついてもわからない。

もちろん、あたしが嘘や建前を言っても。

そして、男はメールが基本的には好きじゃない、とも学習した。
女は会話のようにメールすることがあるけど、男はそれほど頻繁に会話メールはせず、ただの連絡手段として、メールを使う。

ちょうど、歳とともにあたしも会話メールなどしなくなり、メール好きな男を見ると、気持ちわりいぜ!とまで嫌悪するようになった。

そこで友人に紹介された、前の彼。
まずは、メールから、というわけで、自己紹介とか仕事とか、ほんとに始まりはメールだった。

そのメール返さない男でうじうじしていたあたしは、はっきり言ってちっとも乗り気じゃあなかったし、いちいち聞いてくるやつが、うざかった。

いつか会うとしても、おはようだの、今日は何時から仕事だの、ほんとーにうざかった。

あたしからメールする日は一度もなく、ある日、一日メールがこない日があった。
あたしは旅行中で、それほど気にしてなかったが、次の日・・。

「オレからメールこなくて寂しかったろ(笑)」

って。

なんだとゴルァァ!!!

すんげー腹が立った。
そんなわけねーだろっ!!
メールでこんなに腹が立ったの初めてだった。
最後の、(笑)←これがまたムカつく。

寂しかったかなと思っても、それをメールで言うな!!もしかして、それ作戦なのか??

あたしも、うざいと思いつつ返事はきちんとしていたから、やつには、あたしはメールを楽しんでいる、と思われても仕方なかったのかもね。

そういう気持ちの思い違いが起こるから、メールを恋愛手段で使うのは、どうかと思うのです。

それにしても、なんであんなにムカついたのに付き合ったのか・・・ま、付き合ったら見事にメールはしてこなくなったよ。

男なんてそんなもんだぜ。

あたしは「なんで付き合ってからメールしてくれないの〜?」
なんて一言も言わなかったよ。
予想ついてたしね。

少なくともあたしの方は、付き合う前のメールのやり取りで相手を好きになっていったりはしていなかった。
メールが減ったことに、特に不満はなかった。

未だに、この歳にもなって「メールしてんだけど〜・・・でもなかなかこなくて」なんて言ってる子いるけど、一回、メールってなんなのよ?って考えてみたらどーかと思う。

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