泣けない女。

ISBN:4091057349 大型本 小学館 2005/11 ￥2，000

かわいい。文句なしでしょ、コレ。
ぜってーあたしとは似ても似つかない、と思ってたら友人に

「あんたの男を落とそうとするときの200パーセントスマイル☆が、エビちゃんのマックのCMの笑顔とそっくり」

と言われ、マジ！！？と有頂天になったけど、その時（男を落とそうとする）にしか発揮されていないらしく、滅多にお目にかかれないらしい。

・・・・ああ、そうだよ！！
周りのやつ全員にあんな、めっちゃ気合のいるスマイル作ってられるか！！！

それでも、ちょっと嬉しい女心。
えへ。

さっき妹が、例の感動モノのドラマで号泣してました。

あたしは、いわゆる「お涙ちょうだいモノ」で泣けない。

いや、たまに泣くけど。動物モノはちょっと弱いかな。
あたしがダメなのは、実話を元にした・・・ってやつ。

話はもちろんすばらしいし、その当事者である人たちをバカにするつもりは更々ない。

なんかね、「ほら、泣きなさいよ」って言われてるみたいで。
どうしても、視聴率を取ろうとしている製作者とか本を売って儲けようとする人の存在を、見てしまうのだ。

すばらしい、感動する話ならそれだけでいいのに。

なんで本出したり、ドラマにしたり映画にしたりすんのかな。

きっとそういう話を、知り合いから聞いたり、偶然知ったりしたら、泣くかもしれない。

だけど、いかにも「泣けますよ」ってカンジで見せられたら、心が拒否するんだよ。

世間一般には、ひねくれモノと呼ばれるタイプだと思う。

そう、だから、「こーいうの泣けないんだよね」って言うあたし以外の人も、きっとただひねくれているだけであって、決して
心の冷たい人間なんかじゃないと思う。

そして、素直に涙を流してしまう人は、目に映るものだけをそのまま心に響かせることのできる人なんだよね。

どっちがいいかは別として。