小早川伸木の恋

2006年2月2日 読書
ISBN:4091875335 コミック 柴門 ふみ 小学館 2005/06/30 ¥530

♪たーらこー たーらこー た〜っぷーりー たーらこー

最近の脳内BGM(たまに声で漏れている)です。
しかし、よーく聴くとなかなか悲しげなメロディじゃないのよ。

短調の曲だし、ちょっとCMのマーチ風なのをやめて韓流ドラマのテーマ調にしたら、とっても悲しい曲のできあがりです。

ピアノかバイオリンで演奏したら更に悲しい。

まーそんなことより。

小早川信木の恋。

ありえないドラマだなーと思いつつ、だらだらと見てた。

しかし、今日は、唐沢寿明に100点をあげたいと思いました。

浮気疑惑が浮上してブチ切れた嫁、片瀬奈々は実家に帰っちゃうんだけど、帰ってきて欲しい唐沢君は、メールを送り続けるんですね。

すんげーの、内容が。

今日は何時にどこへ行って・・とか、で、最後に必ず

「いつでも帰ってきてね」
「君の好きな雑誌を買って待ってるよ」
「1日中君の事を考えているよ」

とか。

・・・・・ハイ!!
嘘発見!!
たとえ、嫁に帰ってきて欲しくても、男は1日中、仕事の時まで嫁のことを考えないです。

そして、ちまちまメールなんぞ送りません。
無理して自分の気持ちまで入れて。

しかし、唐沢君はするわけですよ。
偉いニャー。

あたし、男と女の脳の違い、そして男がしないこととすること、思考回路、その他モロモロは勉強済みです。

男にとって、自分の気持ちを語ることは非常に苦痛で、電話やメールは情報伝達のツールでしかない。

女は一度にいろいろなことをこなせる(仕事しながら晩御飯のメニューを考える、等)が、男は仕事中に嫁のことを思い出すことはほとんどない。そして、浮気相手と居るときも、嫁のことは思い出さない。その逆も、あり。

よって、今回の唐沢君のメールは、はっきり言ってうそ臭さ満点です。
ま、そういうのができる男の人もいるかもしれないけど。

ただし、そういう人は、限りなく女に近いらしいです、脳が。
脳幹という部分が、太い。
男は、細い。意外にも。

そしてゲイの人の中には、太い脳幹を持つ人が多いのも事実。

女は、メールが大好き。言葉で癒される。
だから「好き?」って、1つしか答えようのない質問をする。

それらを踏まえると、今日の唐沢君は、女の心理をグッとつかんでいる。

実際、そのメール作戦で仲直りしてるし。

ほんとはそんなわけないけど、嫁が喜ぶから、と思って無理をして「仕事中も君の事・・」なんて言っていたとしても、そのテクニックに、あたしは100点をあげたい。

でも、これって原作、女じゃん(笑)。
よーするに、女の頭で作られた男が描かれているんじゃ・・・。

んーーー。

こういうこと、サラッとしちゃう男っているの?
こうすると喜ぶから、って考えるより先に、行動できる男。

あたしが思う男は、そんなに帰ってきて欲しいなら、実家に行って

「愛してるぜ!うをーーー!!(←?)」

とか言って連れ戻しに行く、と思うんだけどな。

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